今日は横浜周辺に住む人々(クンちゃん、かなやん)の間で横浜モルト会が開かれた。横浜モルト会とは、ウィスキーを飲む会。大概の飲み会は、多摩川を越えた東京で行われるので、アウェー感があったが、やはり横浜に住む人々と横浜で飲むので、終電は余り気にしなくて良いのが気が楽。
と、飲んだウィスキーの話はともかく、最後に盛り上がったのが(確か、好きな人のタイプだったような気もするが)、鯵の押し寿司の話。鯵の押し寿司は、横浜駅の構内で売られているが、話題になったのはその売り方。店舗を持たず、駅構内の柱の影で机を出し、そこに押し寿司が10個ぐらい載せられ、「大船名物 鯵の押し寿司」という旗が出て、おじさんが立って「売っている」というもの。
オジサンは何を言うわけでもないので、売っているというより「立っている」。駅の利用客にとっては、周辺の風景と同化していると映るかもしれないくらい、特にオジサンは何も言わない。そして実際同じオジサンが、毎日同じ場所で何も言わずに立っている。なんとなく、哀れに映ってしまう、その姿のことが、「好きなタイプ」の話の流れで出てきた。
それにしてもこの「鯵の押し寿司」、売れているのだろうか?折角美味しいものだとしても、今まで食べたことがない人にそれを伝えようとする手段もなく、そもそもそれを伝えようとも余りしていないように見られる。なので、もし鯵の押し寿司を買うとしたら、元々よほど好きな人か、(私が受け取ってしまうに)なんとなく哀れみで買う人、もいるような気がする。
そして私は、押し寿司の前を通過するたびに私は、①可哀相なので買おうか、②鯵の押し寿司って食べてみたいからかおうか、③酢で〆てあるとはいえ、余り売れていなさそうな寿司を食べて大丈夫か?④そもそも、弁当は他にもある、など色々考えてしまう。
お客さんへのメリットを伝え、満足感を与えないと、そもそも余り売れないのではないか?というのが私の考え。その際に、あのようにして売るのは、ちょっと効率が悪いのでは?と思う。そう考えなくても、実はよく売れていたりして・・・・。であれば、良いのだが・・・・。
なんだか、その鯵の押し寿司を今度一度買ってみようかな、と思う。
2 件のコメント:
おおっと~。
超気になる題名なのでコメントっす。
鰺の押し寿司、大船軒というくらいなので、大船駅にはキオスクのような独立した大船軒の店舗がありますし、新幹線の駅(東京、品川、新横浜、小田原)、神奈川県内のJRや私鉄のいくつかの駅の売店、デパートスーパーなどでも買えますよん。かごで売っているのが全てではありません。ただそういえば立ち売りしているのって横浜駅でしか見たことないかも。。。
http://www.ofunaken.co.jp/
ハマっこにはあまり知られていないかもしれないけど、大船以南(いわゆる湘南と呼ばれる地域)の人には大変なじみのある物です。私もその辺の学校に通っていたので、ちょくちょく買っていました。特上とそうでない普通のがありますが、特上の方が美味しいですので、是非ご賞味下さい。
ちなみに同様にハマっこになじみの深い崎陽軒の場合は、特選より普通のしかも真空でないシウマイが一番美味しい気がします。
おひさしぶりーー!!鯵の押し寿司ってそんなに有名なものだったのか!!!知らなかった。
ということは、崎陽軒が独占している横浜にあって、実はあの立ち売りのオジサンは尖兵的な役割を果たしていたのかも?
もしやあのオジサン、売るつもりがないんじゃなくて、崎陽軒の動きをチェックするスパイ?
っていうか、湘南の小中学生の日常食だった(と言ったら、言い過ぎか。)のかな?
あと、崎陽軒のシウマイも同感。僕も特選よりは、真空ではない普通のシウマイが一番美味しいような気がします。
そういえば、私の母は、私が生まれる前、どうしても崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくなって、はるばる盛岡から横浜まで寝台電車(当時は新幹線がなかった)に乗ってきた、ということもあったようで。
ウチとも縁が強い、崎陽軒のシウマイ。。
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