2009年7月13日月曜日

時代の潮流

① 振り子が振り切れ、より戻す
すべては人間心理だから、一度は振りきれてそれが中心点に向かって寄り戻すのは経済も社会も一緒、時代の常である。今回はまさしく「振り切れる」可能性が高まっている。そして一度、行くところまでいく。(本当は、私は阿倍元首相(ないしは、福田前首相)の後かと思っていたのだけれども、数年期ズレした。)すると、再び中心回帰を始める、と考えている。僕は、今後の日本を考えると、外からお金を引っ張ってこないとこの国のインテリアを充実させても、長期的にはダウントレンドなわけで、それを打開する政策を出す人でなければならないと、思う。

② 国内再編
新聞の記事を読むと、国内企業がどんどん再編されている。1998年も金融機関では起こったが、足下は製造業でおこったり、今日の日経には、飲料メーカーが交渉中との憶測記事が流れていた。こうして再編を経ると、出来上がる産業構図が、各業界ごとに「flagship company」の登場、である。これで国内での再編は飽和し、次の経済サイクルまでには、本格的に日本企業が海外企業と再編される構図になっている、ハズ、である。そして、その時に「買収される」ではなく「買収する」側となって、現地の利害関係者に利した上で、利益を国内回帰させるようになっていなければ、この国が危ういと思う。そのような流れでの、第2段の流れが今起きているのだと思う。選択肢を誤らないようにしたい。


最近も、めまぐるしく世の中が動いていますが、その根底に何か構造的な流れがあるはず、と思いながら、次の波には何が起こるか、を予想しながら動かなければなりません。

世の中、考えなければならないことがたくさんありますねー。

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