インフルエンザに「陽」性ではないです。
4月から息つく暇もないようなスケジュールで、毎日のdueを締切時間順にこなしつつも、一緒に仕事をする人から「そろそろですか?」という催促をもらい、まるで「出来の悪い作家」みたいな生活です。その中で、いろんな人の付き合いがあるけれども、「いいな!」と思う人間関係(=陰陽で行くと「陽」な人)には恵まれていると思います。
① 人を褒める人間術
先週はロンドンからゲストがきてお客さんのところに連れて行っていたのですが、その人(おじさん)は絶対に人の悪口を言わない。そして、常に一緒に仕事をしている人に「君のあのときのブリーフィングがとても役に立ったよ」とか「ありがとう、あそこで議論に割り込んでくれなかったら、僕はお客さんのポイントを得ないまま話すところだった。」というように、常に人を褒める、のです。そう言われると(私は単純ですから)、次にどうこの人に貢献しようか、と考える「好循環」が生まれてきます。これは仕事を一緒にしていて楽しい。その人は先週1週間いて、金曜日にロンドンに帰りましたが、帰ったあとのみんなの評判も上々。こうやって好循環は生まれていくんだな、と実感。この性格はぜひとも身につけたいです。
② 生徒も授業を作る
中国語の授業のあとに、先生とこの前ディナーに行ったのですが、そこで「仕事だから本当はそんなことも言ってはいけないのだけれども、先生も人間だから、合う授業と合わない授業は正直ある。でも、このクラスは“合う”クラスなんだよ。」と。確かに今のクラスは、8人で、2人の相当優秀な人(学級委員的存在)、5人の真面目に授業を受けている人+僕(結構適当で、なぜか必ずオチをやらされる羽目になる)という構図。先生が「質問は?」と聞くと、日本の授業にはないくらい、質問が出るし、授業中にもinterruptして質問するし、練習問題で先生が「やりたい人は?」と聞くと臆することなく率先して手が挙がる感じの授業。みんな自費で来ていて、授業料も安くはないから、本気度が違う。そうすると、先生も本気になるし、生徒からも「質の高い質問」が出る。
*多分、こういう局面で「僕はお金を払ってきているんだから、その対価にちゃんと教えてくれるのが当然
」的な態度をしているような人は、“もっと”学べる機会を残念ながら逸しているのでしょう。
③ とにかく「挨拶」
土日は朝からジムに行きますが、行く途中にマンションの掃除のオバサンに必ず(時間帯の関係から)同じあたりの場所で会います。そのオバサンは、人と話すのが好き(とはいえ、長話ではなく、短くちゃんとコミュニケーションをとるタイプ)で、昨日はエレベータが全然動かなかったので、仕方なく1階まで自転車を担いで降りて行ったら、1階でその掃除のおばさんと会って「あらー!自転車持って降りてきたの!?」と言われて、「そうなんです~。あまりにエレベータが下りてこないから。」と言ったら「若いってすごいわねー」(とはいえ、私はもう若くないんですけど。)と言った話をしたり。そうでなくとも毎回会うたびに大きな声で「おはようございまーす!」と言って通ったりしますが、こういうコミュニケーションは、単なる挨拶なんですが気持ちがいいものです。そして、その後のジムも(なぜかジムのインストラクターは、みんな元気が良い。)いつも大きな声で挨拶したり。するだけで気分が良くなるものです。
とまぁ、日々めまぐるしい毎日ですが、その中でいろんな「陽」な人々に恵まれているのは良いことだなぁ~。
さて、先週金曜日はゼミの飲み会(入ゼミ以来10年、という事実にも驚きましたが)があって、10年経ても会うのがすごいな、と思うと同時に、いろいろみんなと話してて楽しかったです。こちらも、いろいろと社会現象に対して「なんでだろう?」と考えることが好きな人たちが多い(!?)ですから、話をしていて楽しいです。特に、個人の資産配分の話など、なぜか教科書的には行かないのが現実・・・。人間は投資機会を“取っぱぐれ”てしまっていることが、もどかしいのですが、現実はやはり、取っぱぐれるのです。ここをどう変えられるか、ということは我々に課せられた“命題”の一つかも知れません。
時間が1時間ちょっとしか話せなかったのが残念。(でも、またほかの機会もあるでしょうから、またその時に。)みんな専門性を高めていて、すごいな、と思う今日この頃です。
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