2008年3月22日土曜日

季節感

冬の休日はほとんどスキーに出ていたが、ここ2週間ほどの休日は都内にいる。体が鈍ってしまいそうなのと、メタボ予防のため、今日は自転車で東京駅まで行った。4ヶ月ぶりぐらい(?)の自転車で、チェーンも実は一部錆びていて(ちょっとショック)、慣らしで走った。

外はまだ春、と呼ぶにはちょっと寒いが、春の息吹はする。そう、先日食べた料理にも、ふきのとうが使われていたりして、やはり季節は着実に春に向っているようだ。

そんな中、僕が「春」を明確に感じるものがある。それは沈丁花。

昔、子供の頃は、春休みに横浜に来ると帰るときぐらいに、沈丁花が咲き始める、というイメージで、この花の香りがある意味、僕の中での「横浜」の代名詞であり、「春」の代名詞であった。(多分、沈丁花は寒さに弱いのか、少なくとも盛岡の冬は越せない花のようで、盛岡で沈丁花の花の匂いをかいだ記憶はほとんどありません。)

その季節が今年もやってきたのだ。嬉しいが、一年は早いな、とも感じさせられた。

郵便が届く............(!)

普通に家に帰ってきたある日(3月12日)、1通の郵便が。空けてみると、出てきたのは「宝くじ」(!?)
全く宝くじを買う性格ではないので、一瞬躊躇。「なんで?」と思った。
差出人には、親友の名前。でも、まったくそいつと僕を「宝くじ」がつなげる理由は見当たらない。

部屋に入ってゆっくりその郵便物の中身を探すと、メッセージカードが!
そこには、2月の3連休でスキーに行ったメンバーからのメッセージが!

*   *   *

崩落したサンルーフに胸を痛めたスキーメンバー
みんなでカンパする?
それもなんか違う
もっと違う形でしたい
ウチらっぽく

全部で77枚の宝くじをホソケイへ
みんなから夢と希望を詰めた最高にドキドキの
当たれば1億円のプレゼントなのです!

*   *   *

と!(大爆笑!)

そう、2月にみんなでスキーの時に車で行って帰ってきて、三鷹で友人を下ろして、バックドアをバシン!と閉めた瞬間、車のサンルーフが粉々に砕け散った(あれはかなり無残。)。それはそれで治ったからおしまい、と思っていたら、先日突然手紙が!

ホント、みんなには感謝!深謝!太謝! ホントに、ただでは終わらせない、一味も二味も違った友達が僕の周りにはいて、自分のdaily lifeを明るくしてくれるのはとても有難いことだ!!! みんなありがとう!!!!

えー、ちなみに気になる宝くじの結果は「3000円が一枚に3000円が7枚!」 

結構あたっているんじゃないの!? まぁ、PRICELESSですね!!!

きりたんぽ鍋@ホソケイ邸 (3月16日)

大学の先輩がまたアメリカに赴任になる、ということでそのfarewell第2弾できりたんぽ鍋をウチでやりました。(位置づけが違う?? 単にhosokeyさんが、「鍋を食べたい!」と言ったことに端を発しただけだったかも?)

日曜の夜だったのに皆さん集まってくださって楽しかったです。(次は、BBQ?らしい、家の中で・・・。)

2008年3月9日日曜日

スキー@ガーラ


昨日は日帰りガーラのスキー。ガーラに今シーズン3回行っている(自称)ガーラ大森の引率の下、ガーラ湯沢へ。自由席だったのだが、改札口にはすでに黒山の人だかり。そしてホームも自由席を待つ人・人・人・・・・・。出遅れたか!と思ったら、新幹線が連結していて、片方が越後湯沢行き、もう片方がガーラ湯沢行き。


混んでいた自由席は越後湯沢行きで、ガーラ湯沢行きの自由席には何故か人がおらず。(すごい不思議)で、結局、僕たちはその空いている自由席で楽チンにガーラへ。(多分、グリーン車よりも広く使ってた?)


着替えてゲレンデだ!と思ったら、Yosukeがリフト券をなくして焦っていた。来た経路を探していたら、あった。それにしても今日有効なリフト券が入っているのにそれを律儀に忘れ物センターに届けてくれる日本って素敵☆


そしてようやくゲレンデへ。はじめは立つことすら、、、と言っていたまるもっこりが、なんかやっているうちにどんどん上手くなっていて普通に滑れるんじゃん、みたいな上達振りを発揮。その中、省資源、省荷物の美沙子母さんは軽装ルックでゲレンデに挑む。でも軽装ルックなのに、全てぬかりはない。(UVカットまでちゃんとメンテしてる)午前中は晴れていて気持ちよくて、かなり滑って午後2時半過ぎごろから昼飯。ガーラは大盛りカツ丼が有名らしく、さらに特盛りにしてもらい、それに気持ちが加わって、かなりヤバイくらいのカツ丼になった。+ビール500mlとか飲んでいたので更にやばく。腹いっぱいで重心が上にきそうで、午後の滑りは直ぐにコケそう。そこで1時間ほどマッタリして、午後(と言っても1時半半ほど)の部に。基本同じゲレンデを滑って、みんな上手くなって良かった。4時を過ぎると人が徐々に減っていき、5時ごろまで滑ったけど、とても気持ちよく滑りました。


帰りの電車も、またも自由席にはほとんど人が乗っておらず、5人なのに10人分の座席で優雅に帰京。サイコーです。


東京に戻ってきてから、さっそく次の旅行の話になるし、ホントやりたい放題。いやー、でもホントこのメンバーでスキー楽しかった。
(*勝手にYosukeの写真をアップしちゃいました。)

2008年3月7日金曜日

ワンセグにしてから・・・・。

ワンセグにしてからよくテレビを見るようになった。その中で最近ハマッているのは、NHKの「プロフェッショナル-仕事の流儀」だ。最近の私のヒットは、その中でもフレンチシェフ 岸田周三さん。

自分と年齢が近い、ということもあって、番組を見るにつけ、自分がその現場にいたとして、どのように感じるか、そしてそれに対して、岸田氏は番組の中でどう述べているか、そこにはどんなギャップがあるのか、を考える。一番自分にはなくて、ここを変えなければ、と思うのは「時代が変わったのに、100年前のフレンチを“伝統”と呼んで、それを美味しい、と認めるのはどうか?」といった主旨のコメントだった。現代は100年前と比べて進んだのだから、100年前のフレンチよりも美味しいフレンチが出来ていて良いはず。それなのに、100年前のフレンチこそが美味しい、と盲目的に認めることは良くない、ということ。

最近「伝統」とは何か?ということを考え(やく半年ほど前、会社にいた人とその話をして、その時も自分とのギャップを思い知らされ目から鱗だった経験があるが。)、それは必ずしも、古きものをそのままの形で現代に伸ばすものではないこと、常に変化する状況の中で、新たなものを作り続けていくこと、常に進化させること、が自らの存在意義ではないか、と結論付いた。

自らの実家の話をここから若干述べて恐縮ではあるが、日本料理も同じだと思う。当時は当時なりの冷蔵技術、貯蔵技術から生まれた伝統的な食材があるが、今はその技術の発達で、使える食材、味の種類が拡大した。その中で、広がった食材をフルに総動員するか、それともあくまで、狭義の「伝統」を守るべく、過去の食材のみを使って、昔ながらの味を再現するのか、ここまで来ると、それはもう、哲学であって、性格であるので、相容れない場合も生じる。

私は、今正に自分の領域、経験領域を広げたいと考えている最中であり、この先数ヶ月~1年では、相当な行動力を以って、舵を取って生きたいと思うし、業界こそ違え、岸田氏濁していけるような人物になりたい、と切に思う。