2008年6月15日日曜日

地震

土曜日の朝でしたが、横浜でも緩やかにミシミシと揺れました。とりあえず、ドアを開放して、その次に持っていくものを考えていたら収まりましたが、かなり長く続いたので、遠方の大型地震なのかな、と思いました。テレビをつけると「岩手県で震度6弱」となっていて、震源を確認すると県南の方だったので、一旦安心はしましたが、一応実家に電話。が、繋がらず。とりあえずメールを送るなどしていたら、そのうち繋がりました。とりあえず、ウチは皆無事でした。よかったです。そして、ご心配のメールや連絡を頂いた方、大変有難うございました。(犠牲になられた方にはご冥福をお祈りします。)

岩手県は昔からかなり地震が多い(という個人的な印象)で、子供のときから、釧路沖とか、三陸沖とか、何回か震度5クラスの地震を経験したことがありますが、やはり初期微動の後に「これから震度が大きくなるのか」「これで収まるのか」見えない怖さ・論理的に分かるものではない怖さはいつになっても、怖いです。岩手県は多くの地盤は、そのものは強いはずで大型地震が来た時の心配は関東ローム層の関東地域に比べれは少ないのでしょうけれども、怖いことは怖いです。これを期に土日で再度家の中の防災の準備を再点検しました。

4月病 in June

大きな出来事が先週日曜日と木曜日に2つ終わりました。その後、金曜日には部の送別会があり、その大きな2つのことが終わって気が抜けたのか、余り飲んでないのにすごく酔いました。そして、土日。終わって息つくのももったいないので、今週土日は年賀状に書いたことを果たすべく、下期のプランをしました。相当なタイムマネジメントが重要です。

ということで、下期も一部勉強になりそうですが、回転率上げてがんばりますー。

2008年6月1日日曜日

鳥の目・魚の目

以前何かの本に書いてあった、「俯瞰する目・全体観を掴む目」と「流れを読む目」です。

潮目が変わりだした、というと大げさかもしれませんが、今まで本当にウンともスンとも言わなかった海外投資家が日本に注目しだしたことは、RFP(request for proposal)または、RFI(request for information)の量が増えてきたことからも実感ベースであります。今まで日本に対しては、本当に売り一辺倒だった海外ですが、おや? ということに気づき始めた一部投資家の回帰が進んでいるようです。先日もアメリカのお客様とお話していたときも、日本って実は相対的に強かったわりに、大きく調整したよね?的な話になりましたし、別のアメリカの方からもそのような指摘を頂きました。また、他の欧州の方や、南米の地域の方からも同様の意見を頂きました。

日本の中にいて国内紙だけを読んでいると、国内の閉塞感に落胆するばかりですが、海外紙を読んでいるとまた視点が違うところに設定され、自らの立ち位置を違う観点から見ることが出来ます。従い、当然コミュニケーションをとるときには、FTとWSJでの論点を頭に入れて、そこを「世論」と置いた上でのコミュニケーションが必要となってきます。日本の投資家と話すときは、国内紙での論点を世論と設定してコミュニケーションします。特に、初めに流れを作っているのが(過去からそうですが)、外人です。

今後の先行き不透明でしょうし、また今後も流れが一辺倒に進むとは到底思えませんが、少なくとも今の二極化した流れがあることは面白いです。どちらが「本流」で、どちらが「傍流」になるか。「本流」だと思っていたら実は「傍流」に居ないか、は常に冷静に自らに自問していかなければいけない、と思います。

昨日の日経ではないですが、「障子を開けてみよ 外は広いぞ」(by 豊田佐吉 - すみません、当人の意図とは違う文脈でこの言葉を使っておりますが。)